家庭教師の詐欺・トラブル事例

家庭教師の詐欺・トラブル事例

※このページはプロモーションが含まれています。

家庭教師の詐欺・トラブル事例

学校以外の勉強として復習や予習、また中学、高校、大学受験対策として、学習塾ではなく家庭教師を利用するお子さんもいます。そして様々な問題、トラブルは毎年、見受けられ契約するにあたっては注意する必要があります。

 

ここでは家庭教師の詐欺やトラブルの事例を紹介!注意点や対処法をまとめていますので、参考としてご覧下さいね!

 

高額な学習教材購入のトラブル、問題

 

  • 家庭教師を申込んだ際に購入した教材は、レベルが合わずほとんど使用しなかった。家庭教師の契約を解約したので教材も精算したい
  • 中学生の息子の家庭教師を契約し、教材も必要と言われ業者に勧められたものを契約した。しかし、学校の授業内容にあっていなかったので解約したい。
  • 「誰でも100%成績が上がる」と電話勧誘の後、業者が訪問し、高額な教材と家庭教師の契約をしたが、講師の質が悪く話が違う。解約したい。
  • 家庭教師の派遣を約束通りにしてくれず、結果的に高額な補習用教材の契約だけさせられた。
  • 家庭教師の無料体験をして、「効果的なポイント学習」だと説明されて契約したが、高額な教材の契約だった

※独立行政法人国民生活センターから一部抜粋

 

家庭教師の契約は、特定商取引法で「特定継続的役務提供取引」として規制されており、クーリング・オフ期間経過後も中途解約することができます。そして違約金等についても一定の制限があり、「家庭教師の契約に必要」などと言われてあわせて契約した商品も「関連商品」として解約することができるとされています。

 

実際に国民生活センターに寄せられた高額な教材購入の相談件数は、177件(2017年)で家庭教師のトラブルの一つとなっています。学習指導として先生を雇う際は、学校の教科書や書店で売っている程度の安い問題集、参考書程度で十分で、高額な教材を必要とする家庭教師は胡散臭いと疑うべきでもあります。

 

うその経歴で高額な指導料請求

 

「有名進学塾とつながりがある」「難関校合格の実績が多数ある」など、お子さんの成績や受験に過敏となっている親御さんのスキを狙った誘い文句で、家庭教師の派遣を勧誘してくるケースもあります。多くは事実としている経歴の持ち主であるもの、なかには嘘の経歴で固めた詐欺まがいな家庭教師も少ないですがいます。

 

注意しなければいけない家庭教師会社とは?

 

  • 高額な教材を販売する
  • 授業料の一括先払い請求
  • 電話による勧誘
  • 体験授業を実施していない

 

家庭教師は月謝制による支払いが一般的ですが、詐欺の手口として高額な教材や授業料を一括で請求、その後連絡がつかないなど家庭教師を装った詐欺の事例は少なくないようです。また高額なため一括で支払いができない家庭には、ローンを組ませるというケースもあります。

 

そして資料請求や問い合わせしていないもの、直接自宅に電話で勧誘してくるケースもあり、優良な会社は決してその様なことはしませんので電話がきてもきっぱりと断ることが大切です。また自信のある家庭教師紹介会社は、無料で体験授業を実施していますのでないところは要注意です。

 

そこで万が一悪質、詐欺的な家庭教師と契約してしまった場合は、速やかにクーリングオフをおすすめします。またその期間が過ぎてしまった場合には消費者センター等に相談する必要があります。